2013/06/25

記事:Googleの旅行検索、スマホが過半数に-LCCの検索回数も増

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=58008


Googleの旅行検索、スマホが過半数に-LCCの検索回数も増

  • 2013年6月24日(月)

  Googleによると、日本国内で2013年上半期(2013年1月1日~6月15日)に検索された旅行関連の検索動向で、検索数が前年比33%増となっ た中、検索に使用された端末のうちスマートフォンが5割を超え、パソコンからの検索数を初めて上回った。また、検索ワードの動向では、LCCの社名検索も 伸びが目立ったという。l
 旅行関連の検索ワードで最も多かったのは全日空(NH)で、じゃらんが2位。上位2位は昨年と順位に変化がなかったが、3位に楽天トラベルが入 り、4位となった日本航空(JL)と入れ替わった。店舗を持つ旅行会社ではエイチ・アイ・エス(HIS)が6位から7位に順位を上げた一方、ジェイティー ビー(JTB)は8位から10位となった。
 海外のデスティネーションで「旅行」や「観光」などの言葉と一緒に検索された回数のランキングでは、韓国、ハワイ、グアムの順となり、台湾は3位 から4位に。このほか、シンガポールが13位から5位と大きく伸ばしたほか、昨年はランク外であったサイパンが10位に入った。
また、回数が急上昇した検索ワードでは、「箱根湯寮」「目黒天空庭園」「東京駅 kitte」など新しい施設が上位を占めたほか、「スーパーこまち」も4位に。航空関連では、「ジェットスター」が9位、「エアアジア」が10位となり、 さらに東京駅/成田間のバス「東京シャトル」も5位に入った。LCCの検索ボリュームでは、ジェットスター、エアアジア、ピーチ・アビエーションの3社合 計で、2013年5月現在、JLとNHの合計値の3分の1以上に増えてきているという。
  このほか、旅行形態では一人旅が昨年と変わらず1位であったが、「女子旅」や「一人旅 女性」、「赤ちゃん 旅行」など新しいトレンドも見られた。「お泊 り 女子会」「ホテル 女子会 スイートルーム」などの検索ワードも、2013年5月と2012年を比較すると120%以上の伸びを示しているという。

2013/06/24

Skytrax社、2013年のランキング

Skytrax社の今年のランキングが出ている。
http://www.worldairlineawards.com/Awards_2013/Airline2013_top20.htm

エミレーツのジャンプアップが印象的。
あとは大きな変動はなしかな?
(タイ航空が9位から15位に落ちているのも目立つ。)

1 Emirates :8
2 Qatar Airways :1
3 Singapore Airlines :3
4 ANA All Nippon Airways :5
5 Asiana Airlines :2
6 Cathay Pacific Airways :4
7 Etihad Airways :6
8 Garuda Indonesia :11
9 Turkish Airlines :7
10 Qantas Airways :15
*末尾の数字は前年の順位。

ちなみにファーストクラスとエコノミークラスのランキングを見比べるとエティハドが高級路線で行こうとしていることが分かる。
上の準備を見てエティハドのエコノミーを利用すると、残念な目に遭うことになるかもしれない。

その逆がガルーダ・インドネシアとアシアナ。
ファーストクラスのベスト10にもビジネスクラスのベスト10にも入っていないけど、エコノミーではそれぞれ1位と2位!
両社は、機内サービスでも評価されているのだから、お得ということなのだろう。
http://www.worldairlineawards.com/Awards_2013/cabinstaff2013.htm

まあ、どのランクでもある程度高位にあるエアラインが当たり外れの無いエアラインなのだろうけど、結局のところ。

2013/06/19

記事:イスラム市場に挑め

http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2012/07/0704.html

2012年7月4日(水)

イスラム市場に挑め

阿部
「経済が右肩上がりのイスラム諸国向けの新たなビジネスについてです。
イスラム教徒の人口は、16億以上。
アジアや中東を中心に、世界中に広がっています」


鈴木
「中でも成長著しいのが、マレーシアやインドネシアなど、東南アジアの国々。
そうした国々でも、海外旅行をする人が増えていますが、宗教上の配慮が必要なため、日本は訪れにくい国でした。
それを解消しようと、小さな旅行会社が、これまでにないツアーを企画しました」

新たなビジネス イスラム教徒ツアー

大阪にある従業員20人ほどの旅行会社。
とても珍しいツアーを企画しています。
添乗員の黒澤一成(くろさわ・かずなり)さんが担当している、『イスラム教徒専用ツアー』です。

厳しい戒律があるイスラム教。
豚肉やアルコールなどの摂取が禁じられています。
礼拝も1日3回以上。
こうした宗教面に配慮をしたツアーで、ビジネスチャンスをつかもうとしています。
黒澤さん
「イスラム人口も多く、まだ未開のマーケットなので。
もうけられる期待度が他国(の観光客)に比べて圧倒的に大きいです」


ツアーを組む上で、最大の課題は食事。
黒澤さんはイスラム教徒向け食品の専門家をともなって、ふだんから豚肉をいっさい扱わない料亭を探し出しました。
その上で、しょう油などの調味料や油を確認。
「アルコールが添加されているので、他のもので代替する必要があります」
「(イスラム教徒にも)対応できるものを、特別に取り寄せて出しております
1年間の準備を経て、イスラム教徒専用ツアー開催の日が訪れました。
「ようこそ いらっしゃいました」
参加したのは、マレーシアからのイスラム教徒19人です。

ツアー客

「食事は心配だけど、日本の文化には興味があります」
ツアー客
「やはり食事が心配なので、食べ物を少し持ってきました」
このツアーの値段は、関西を3泊4日でまわって、およそ10万円。
通訳兼アシスタントのイスラム教徒や、宗教面のアドバイザーも同行するため、通常の倍の値段です。
それでも予約はすぐに入りました。

 
最初に訪れたのは、奈良県にある世界遺産・春日大社。
参道にいる鹿。
マレーシアでは見られない光景です。
「(カメラを向けて)日本では“笑って”と言います」
ツアーバスは、大仏がある東大寺には立ち寄らず京都へ。
それには理由があります。



黒澤さん

「偶像崇拝を禁止しているイスラム教の方々にとって、仏教寺院を除くというのが今回のツアーの重要なポイントになっております」
黒澤さんは、仏教に関連する名所以外で、日本文化を満喫してもらえるコースを考えました。
最も気を使う食事。
イスラム教徒の受け入れに理解を示してくれた老舗料亭を選びました。
直接口につけるスプーンやコップは、新品の使い捨てを用います。
食器を洗った後に使う、消毒用のアルコールを避けるためです。

「チリソースも味が薄かったら、使って下さい」
京料理は薄味なため、イスラム教徒向けのソースや香辛料も取り寄せました。
ツアー客
「ベリーナイス
最大の課題だった食事を、どうにか乗り切りました。
夜8時。
一行は、旅館にたどり着きました。
しかし黒澤さんたちの仕事は、まだ終わりません。
「メッカの方向は、ここです」
「じゃあ、この角度で」
特殊なコンパスを使って、聖地・メッカがどの方角か示します。
旅館の中でも、礼拝をする方向が分かるように配慮しました。




ツアー客

「日本はイスラム教徒にとって、来づらい国だと聞いていたけど、このツアーに参加できて満足です」
ツアー客
「参加した人は、みんなまた来たいと言っています。
友達にも勧めようと思っています」
小さな旅行会社が手がけたイスラム教徒専用ツアー。
4日間の日程が、無事終了しました。
そして、先月(6月)なかば。
黒澤さん
「今度6月下旬にも(予約が)2本。
また、7月もグループを含めて、問合せ段階でも4本ぐらいきてます」

黒澤さんのもとには、イスラム教徒500人以上から、予約がきています。
黒澤さん
「イスラム圏の方々が、日本に来たら、全部きちんとやってくれるから、どんどん行こうよ、と言っていただけるような環境をつくって。
大手(旅行会社)さんを巻き込んで、1つの流れをつくっていきたいというのが今の気持ちです」
 
阿部
「いろいろな配慮がされてましたが、ビジネスとして、新しい可能性を感じますね」
鈴木
「ほかの旅行会社でも、新たにイスラム教徒を受け入れるなど、こうした動きは広がりを見せ始めているということです」

2013/06/18

記事:エアバスの次世代旅客機「A350」、初の試験飛行

http://www.afpbb.com/article/economy/2950391/10905910

エアバスの次世代旅客機「A350」、初の試験飛行

  • 2013年06月14日 18:35 発信地:トゥールーズ/フランス
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仏南西部トゥールーズ(Toulouse)で、試験飛行に飛び立つ欧州航空機大手エアバス(Airbus)の次世代旅客機「A350」(2013年6月14日撮影)。(c)AFP/ERIC CABANIS
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【6月14日 AFP】(写真追加)仏南西部トゥールーズ(Toulouse)で14日、欧州航空機大手エアバス(Airbus)の次世代旅客機「A350」が試験飛行に飛び立った。長距離路線市場で競合する米ボーイング(Boeing)の787型機「ドリームライナー(Dreamliner)」の対抗機としてエアバスが期待する「A350」の新たな節目となった。

 トゥールーズの飛行場では、離陸する「A350」を数百人が見守った。試験飛行は4時間。燃料コスト削減のため、「A350」の機体には軽量複合素材がふんだんに使われている。試験飛行には英国人とフランス人のテストパイロット、航空機関士1人ずつと技師ら3人が搭乗した。

 エアバスは次週パリ(Paris)で開催される国際航空ショーで「A350」数百機の受注を目指す。エアバスでは1年半以内にも試験飛行段階を終え、第1号機を来年末までには納品したい考えだ。

 これまでに「A350」の受注が決定している航空会社は、カタール航空(Qatar Airways)、英ブリティッシュ・エアウェイズ(British AirwaysBA)、香港のキャセイ航空(Cathay Pacific)など。(c)AFP

記事:エアバス、A350 XWBの初飛行成功

http://www.aviationwire.jp/archives/21941

エアバス、A350 XWBの初飛行成功
Posted By Tadayuki YOSHIKAWA On 2013年6月14日 @ 18:34 JST In エアバス,機体
 エアバスは現地時間6月14日、開発中の次世代中型機A350 XWBが初飛行したと発表した。14日午前10時(日本時間同午後5時)に仏トゥールーズ・ブラニャック空港を飛び立ったA350 XWBは、同国の南西部を飛行して同空港に戻る予定。エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載している。

6月14日、初飛行に成功したA350(エアバスのサイトから)
今後、5機のテスト機を使い2500時間の飛行試験を行う。A350 XWBファミリーで最初にデビューするA350-900は、欧州航空安全局(EASA)と米国連邦航空局(FAA)から型式証明を取得した後、2014年下半期にカタール航空(QTR)に引き渡される予定。
 A350 XWBファミリーは3機種で構成。座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席。A350 XWBを導入することで、同サイズの競合機と比べて燃費と二酸化炭素(CO2)排出量を25%削減できるとしている。5月末時点での受注は33の顧客から613機で、A350-800が89機、A350-900が414機、A350-1000が110機となっている。
 また、パイロットは3機種ともすべて同じライセンスで操縦が可能なため、エアバスでは航空会社の収益性を高めるとしている。
 A350 XWBは機体の70%以上に複合材(53%)やチタニウム、最新のアルミニウム合金を含む新素材を使用している。胴体に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用したことで、燃費性能を高め、整備もしやすくした。
 ボーイング787型機で問題となった、リチウムイオン電池を採用しない方針。メインバッテリーには、従来から実績のあるニッケルカドミウム電池を採用する。

関連記事


Article printed from Aviation Wire: http://www.aviationwire.jp
URL to article: http://www.aviationwire.jp/archives/21941
URLs in this post:
[1] A350 XWB First Flight: http://www.a350xwbfirstflight.com/
[2] Airbus: http://www.airbus.com/
[3] エアバス・ジャパン: http://www.airbusjapan.com/
[4] エアバスA350、初飛行は4時間5分 5万人以上が生中継視聴: http://www.aviationwire.jp/archives/21956
[5] エアバス、A350初飛行の生中継サイト開設: http://www.aviationwire.jp/archives/21890
[6] エアバス、A350 XWBでのリチウムイオン電池採用見送り: http://www.aviationwire.jp/archives/15872
[7] ロールス・ロイス、IAGからA350用トレントXWB受注: http://www.aviationwire.jp/archives/19447
[8] ロールス・ロイス、CITから23機分のエアバス機用エンジン受注: http://www.aviationwire.jp/archives/20824
[9] ロールス・ロイス、ALCからトレントXWB受注 25機のA350向け: http://www.aviationwire.jp/archives/15314
[10] エアバス、A350 XWB用エンジンのテスト飛行成功: http://www.aviationwire.jp/archives/637
[11] エアバス、A350 XWB初号機のエンジン始動: http://www.aviationwire.jp/archives/21340

記事:次世代中型機A350 初の試験飛行

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/k10015311491000.html

次世代中型機A350 初の試験飛行
6月14日 19時15分

ヨーロッパの大手航空機メーカー、エアバスが開発を進めてきた次世代の旅客機、A350の初めての試験飛行が14日、フランス南部で行われました。
エアバスが開発を進めるA350は最新鋭の中型旅客機で、アメリカのボーイングがおととし市場に投入した787型機のライバルに当たります。
14日、エアバスの本社があるフランス南部のトゥールーズの空港で初めての試験飛行に臨みました。
機体は、日本時間の午後5時すぎに離陸したあと、4時間ほど飛行を行い、午後9時すぎに再びトゥールーズの空港に着陸しました。
A350は、機体や主翼など多くの部分に炭素繊維の複合材を活用するなどして機体の軽量化を図る一方で、最新型のエンジンを搭載し、燃費が向上しています。
さらに客室が広いことを売りにしていて、世界各地の航空会社から600機を超える受注を獲得しています。
中型機の分野では、ボーイングがおととし787型機を投入しリードしてきましたが、ことしになってバッテリーシステムのトラブルが大きな問題となりました。
こうしたなかでエアバスとしては、A350の投入によって一気に巻き返しを図りたい考えです。
エアバスでは、今後1年余りをかけて試験飛行を行ったうえで、来年後半に1号機を航空会社に納入する予定にしています。

2013/06/13

記事:Airlineratingd.comの航空会社の格付けについて

http://www.telegraph.co.uk/travel/travelnews/10113234/Worlds-most-and-least-safe-airlines-revealed.html

World's most and least 'safe' airlines revealed

A website has produced what it described as “the world’s first comprehensive airline rating system” based on flight safety.



Airlineratings.com was developed by Geoffrey Thomas, an Australian aviation author, and is the result of two years of “painstaking” work by a team of researchers.
It has assessed 425 airlines around the world, ranking them using a star rating system. One-star airlines, it claims, are the least reliable.
A total of 137 airlines have been given seven stars, the top mark, including British Airways, Flybe, Virgin Atlantic, Lufthansa and Aer Lingus.
Ryanair, easyJet, Monarch and Jet2.com were each given five stars.
More than 40 airlines were given three stars or fewer, including Lion Air based in Indonesia, Yeti Airlines in Nepal, and Solomon Airlines.
“We view safety holistically and objectively using only internationally recognised audits from the most respected bodies,” said Mr Thomas. “As someone who typically flies more than 75 days a year, I can tell you, it’s important to know more about the airline you’re about to hop onto than merely what they’re serving for lunch. In some parts of the world, people may be better off considering road or train options than risking a flight.
“For example, if you’re flying from London to Moscow, do you think Belavia Airlines would be a safe bet or not?” he added. “It is highly likely you haven’t heard of them and you may prefer to opt for a different airline, but Belavia has a perfect score of seven for safety.”
The website will be updated frequently, Mr Thomas added, with new information taken into account.
Airlineratings.com also rates airlines in terms of “product”, based on passenger reviews. Just 11 carriers score top marks for both safety and service: Air New Zealand, Asiana Airlines, Cathay Pacific, Emirates, Etihad, EVA Air, Korean Air, Qantas, Royal Jordanian, Singapore Airlines and Virgin Atlantic.
Research released earlier this year by the Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre, based in Germany, claimed that Finnair was the world's safest airline. Air New Zealand, Cathay Pacific, Emirates and Etihad were also named among the five safest carriers, while BA came 10th, Virgin 15th, easyJet 17th and Ryanair 32nd. No US airlines made the top 20 – Southwest Airlines was the highest ranked at number 21.

記事:世界で一番良い航空会社(LCCも含む)

http://www.airlineratings.com//news.php?id=29

Eleven airlines take out the seven-star double

11 Jun 2013
Only 11 of the 425 airlines surveyed by AirlineRatings.com, the world's only dual safety and product rating website, scored the highly coveted seven-star ranking double.

Emirates on board lounge Source: Emirates
According to AirlineRatings.com Editor-in-Chief Geoffrey Thomas, the airlines that have achieved the double seven-star for safety and product in alphabetical order are: Air New Zealand, Asiana Airlines, Cathay Pacific Airways, Emirates, Etihad Airways, EVA Air from Taiwan, Korean Air, Qantas Airways, Royal Jordanian, Singapore Airlines and Virgin Atlantic.

“These are airlines that are clearly standouts in the world of aviation and have dedicated years of effort to achieve these high standards,” said Mr Thomas.

“They are at the forefront of innovation and operational excellence and are always on the winner’s podium collecting awards for their efforts.”

Mr Thomas noted however that there were a number of airlines, such as Virgin Australia that were ‘knocking on the door’ of achieving the double. “Once it has completed its extensive makeover, Virgin Australia will be a seven-star airline. It’s only product inconsistency on a few routes that keeps it out of the seven-star category,” said Mr Thomas.

Best of the low cost airlines were New York-based JetBlue Airways, Seattle-based Alaska Airlines, German-based TUIfly and Denver-based Frontier which achieved a seven-star safety rating and the maximum – for a budget airline – five-star product rating.

“In the case of JetBlue, Alaska Airlines and Frontier they often offer a better product than many so-called full service airlines in the US,” said Mr Thomas.

Source
AirlineRatings.com

記事:訪日観光客向けビザが大幅緩和-タイ、マレーシアはビザ免除に

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=57880

訪日観光客向けビザが大幅緩和-タイ、マレーシアはビザ免除に

  • 2013年6月12日(水)
 政府は6月11日に開催した第2回観光立国推進閣僚会議で、訪日観光客向けビザの大幅な緩和を決定した。これは、会議で決定した「アクション・プログラム」に基づくもの。日・ASEAN友好協力40周年を契機に、タイ、マレーシア向けのビザは免除。また、ベトナム、フィリピン向けのビザを数次ビザ化するほか、インドネシア向け数次ビザの滞在期間を延長する。夏までに実施する計画だ。
 このほか、アクションプランでは日本ブランドの作り上げと発信、外国人旅行者の受入の改善、国際会議など(MICE)の誘致や投資の促進にも取り組んでいく。11日に開催した記者会見で、内閣総理大臣の安倍晋三氏は、訪日外国人旅行者数1000万人の達成と2000万人をめざすため、アクション・プログラムを直ちに実行していくと説明。「放送コンテンツの大々的な海外展開、海外のチャンネルの確保など、政府全体で日本ブランドを海外発信していく」とともに、国際会議においては「アジアNo.1の国際会議開催国の地位を不動のものとする」と述べた。

2013/06/12

記事:観光立国へ走る中国 外貨獲得・近代化への道

朝日
1987年10月19日

 いま、中国は観光ブームにわいている。有名観光地は、世界各国からの観光客でごったがえし、国内各地からのツアーも続々繰り込む。北京や上海は、大変なホテル建設ラッシュで、香港や米国の資本がなだれこんでいる。はた目には、過熱ぎみとも見えるが、外国人観光客の受け入れは、手っとり早い外貨獲得策である。また、これは対外開放政策の象徴でもあり、いってみれば「観光立国」が近代化への戦略的突破口なのだ。開放にともなう摩擦は覚悟のうえで、中国は観光客の大量受け入れに突っ走っているようにみえる。
 (深津真澄論説委員=写真も)
     
 北京市から北西へ70キロ余りの八達嶺の万里の長城の一角に立つと、中国語に英語、日本語、フランス語とまことに国際色豊かである。北京の故宮、杭州の西湖、上海港の遊覧船など、観光名所はどこも似たような状況で、かつて外国人の受け入れを厳しく制限していたことがうそのようだ。
      
 ○日本から昨年48万人
 中国政府の旅遊統計年鑑によると、昨年1年間に中国を訪れた外国人は148万人余りで、前年に比べ8.2%の伸びとなっている。外国人のなかで、日本人は48万人と断然多い。次いで米国が29万人、英国とオーストラリアが7万人台で続く。148万人という数字は、対外開放に踏み切った1978年に比べ5.5倍。15億3000万ドルという外貨収入は4.8倍にあたるという。中国政府としては、アジア競技大会の開かれる90年に500万人、2000年にはオリンピックを誘致して1000万から1200万人の観光客を受け入れ、80億ないし100億ドルの外貨を稼ごうともくろんでいる。
 このほか中国人の国内旅行者が随分多い。昨年は1億7000万人が旅行したそうだが、最近は職場や村の単位でのグループ旅行が目立っており、ことしは2億人を超えるといわれている。生活水準の向上を反映した現象であろう。
       
 ○職業校でマナー訓練
 社会主義国のホテルやレストランのサービスの悪さは定評がある。中国もご多分にもれず、衛生状態もあまり気にしないことが多かったが、いま観光地や外国人向けホテルでは「優質服務」「文明衛生」をモットーに、汚名返上に懸命だ。日本語にすれば「サービス向上」「清潔第一」といったところだ。
 安徽省の九華山や黄山といった相当な山の中でも、洗濯のきいた清潔なシーツとタオル、水洗トイレが用意されている。黄山の入り口にあたる人口10万の屯渓のホテルでは、食堂のウエートレスが片言の日本語でサービスしてくれたことに驚いた。大都市のホテルでもきちんとあいさつする従業員が多いが、専門の職業学校があって簡単な外国語やマナーを訓練しているという。
 以前に比べて観光地が整備され、掃除が行き届いていることも最近の特徴だろう。書聖王羲之ゆかりの地、紹興の蘭亭は文革期のころは荒れ放題で、有名な曲水の宴を開いた小川も、半ば泥に埋もれていたそうだが、いまは清流が流れ魚まで泳いでいる。おまけに、昔の衣装をまとった女子職員が曲水の宴を演じてみせる。
 外国人をもてなすことにかけては、2000年の伝統を持つ中国である。その伝統を復活させるのに、たいして時間はとるまい。
        
 ○中国的混とんの中で
 北京で建築中の高層ビルには、外国資本との合弁による外国人向けホテルが多い。上海でも建設中のホテルが28のほかに、着工準備中が12あるという。
 杭州や屯渓といった中小都市でも、建築中のビルは、たいてい合弁事業のホテルだった。最近はホテル建設にストップがかかったらしいが、一般市民の住環境が貧しいだけに批判の声もあるそうだ。
 ホテルブームの裏には、いかにも中国的な事情がある。ホテルの建設資金は外資のほかに、国の各省庁が余裕資金を投資することが多い。そこで、北京あたりでは「あのホテルは○○系」といった色分けがある。また、ホテルの指導監督にあたる立場の各地の旅遊局が、それぞれホテル経営に乗り出して、ホテルラッシュに拍車をかけている。
 つまり、行政と企業経営が分離しておらず、全体の指導、調整が不十分なのだ。一方で、上海には観光事業を中心とする企業集団が4つもあって、中でも錦江グループは、ホテル、タクシー、遊園地など20余りの企業を持って、行政側を上回る実力を蓄えている。日本の常識では考えられないが、中国政府は各グループごとに競争させることがいい結果をもたらすと考えているらしい。
 1000万人の外人受け入れの計画にしても、交通手段や電力の供給が大きな問題になるだろう。ある日本の専門家は「各ホテルの予約や宿泊をさばくコンピューター網をつくらなければ、無理ではないか」とみるが、こうした問題点はわかっていても、なかなか解決できないのが実情らしい。

記事:ANA、LCCを一本化 エアアジアとの合弁解消へ 「ピーチ流」移植、テコ入れへ

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD100R0_Q3A610C1EA1000/?action_object_map=%7B%22569419589768676%22%3A152674284917712%7D&action_ref_map=%5B%5D&action_type_map=%7B%22569419589768676%22%3A%22og.likes%22%7D&fb_action_ids=569419589768676&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline

ANA、LCCを一本化 エアアジアとの合弁解消へ 
「ピーチ流」移植、テコ入れへ

2013/6/10 23:09
日本経済新聞 電子版
 アジア最大の格安航空会社(LCC)エアアジア(マレーシア)がANAホールディングスとのLCC合弁事業を解消する方針を固めた。鳴り物入りで国内市場に参入したエアアジアだが、利用率の低迷が響いた。ANAは合弁会社を100%子会社化して、同社系のピーチ・アビエーションとのブランド一本化を検討する。
福岡空港に駐機するLCCの旅客機と全日空機(2012年10月)
福岡空港に駐機するLCCの旅客機と全日空機(2012年10月)
 「長い歴史を持つ航空会社と若い航空会社が理解し合うのは難しい」。エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は10日、クアラルンプールのホテルで日本経済新聞記者の質問に答え、こう語った。提携解消については「まだ決まっていない」としつつも、ANAとの溝の深さをうかがわせた。一方、ANAホールディングスは「(合弁解消が)正式に決まった事実はないがなるべく早く結論を出す」(幹部)とした。
 エアアジアとANAが合弁解消に踏み切る理由はエアアジア・ジャパンの低迷だ。昨年3月に関西国際空港を拠点にするANA系のピーチ、同7月に日本航空が出資するジェットスター・ジャパン、同8月にはエアアジア・ジャパンと、LCCが相次いで就航した。だが3社の中でエアアジア・ジャパンは平均利用率で唯一60%台と低迷。4月には50%台と回復の兆しが見えなかった。
 低迷の理由としてネット予約システムの使い勝手の悪さがあげられる。他社に比べ時間がかかるうえ、英語の表現が多いなどでリピーターが広がらなかった。国内の航空券販売では旅行会社経由が一定割合あるにもかかわらず、ネット予約だけに固執したことも痛かった。ネット予約も販売手法も、エアアジアが東南アジアで成功した格安モデルだが、日本では本領を発揮できなかった。
LCC各社の概要
エアアジア・ジャパンジェットスター・ジャパンピーチ・アビエーション
就航日12年
8月1日
12年
7月3日
12年
3月1日
路線構成国内線5路線、国際線3路線国内線13路線国内線6路線、国際線3路線
主な路線成田―沖縄、中部―福岡など成田―沖縄、成田―大分など関空―福岡、関空―台湾など
平 均
利用率
64%72%78%
運 航
機材数
5機12機8機
※利用率は昨年8月~今年4月の平均値、ピーチは昨年3月~今年3月
 一方、同じANAグループのピーチは事業開始にあたり、利用者の動向を綿密に調査した。バーコードで手軽にチェックインできるなどの独自システムを導入し、高齢者など利用者取り込みに成功している。
 今後ANAは、エアアジア・ジャパンを100%子会社化してピーチブランドへの一本化を検討する。ピーチとは独立した会社として運営し、首都圏のLCC事業をテコ入れする。
 ただエアアジアの拠点である成田空港が抱える問題は残る。都心から遠い成田空港は早朝深夜のアクセスが悪く、国内線の拠点として認知度もまだ低い。しかも、離着陸の制限時間があるため機材の稼働にも限界があり、運営上の障害が多い。「施設の使用料など空港コストの引き下げもお願いしなければならない」(ANA幹部)だけに、経営改善には時間がかかりそうだ。

2013/06/02

記事:Taiwan, Japan set target for yearly reciprocal visits

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Taiwan, Japan set target for yearly reciprocal visits

Staff writer, with CNA

Sun, Jun 02, 2013 - Page 3

Taiwan and Japan have established a new benchmark for the number of visitors traveling between both sides, setting a target of 4 million a year by 2016, Taiwan’s Tourism Bureau said.
Greeted by a video of Japanese Prime Minister Shinzo Abe, about 200 travel representatives from the two countries set the goal at an annual tourism meeting that took place in Japan’s Mie Prefecture on Friday.
Travel between Taiwan and Japan reached an all-time high last year, with more than 2.99 million visits. About 1.43 million were Japanese tourists traveling to Taiwan, up 10.6 percent from the previous year, according to the bureau’s statistics.
The increase in travelers was a result of an increased number of direct flights and diversified travel packages, the bureau said.
A growing number of innovative tourism campaigns have also contributed to the market, including partnerships between landmark skyscrapers in each country, bureau officials said.
Earlier this month, the Taipei 101 Observatory in the nation’s tallest building and the Tokyo Skytree, the Japanese capital’s highest building, launched a cooperation deal aimed at boosting visitor numbers. Visitors to the Taipei 101 Observatory with an entrance ticket ending in the number 101, or every 634,000th tourist to the Tokyo Skytree, can win souvenirs from both towers.
In April, Taiwan and Japan signed a railway tourism project offering reciprocal train services under a ticket-exchange program.
Cheng Yi-ping (鄭憶萍), section chief at the bureau’s International Travel Division, said there will be more similar initiatives in the near future.
Japan’s NHK Culture Center is to hold a fair in Taiwan in November to enhance cultural understanding between the two nations, while Taiwan’s National Palace Museum is to hold exhibitions in Tokyo and Fukuoka next year, Cheng added.

ベルリンの“タイ公園” 2013年5月5日記録