2014/03/06

記事:ダークツーリズム:福島と原発は観光地化すべきか…チェルノブイリで考えた

http://mainichi.jp/feature/news/20140219mog00m040014000c.html

ダークツーリズム:福島と原発は観光地化すべきか…チェルノブイリで考えた

2014年02月19日
記念撮影スポットとなっているチェルノブイリ4号機前
記念撮影スポットとなっているチェルノブイリ4号機前

 ◇ここまで見せる

 昨年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた「ダークツーリズム」という言葉をご存じだろうか。「負の遺産」を観光に生かそうという試みで、東京電力福島第1原発とその周辺の観光地化が提唱されている。3年前から観光地化を進めているチェルノブイリ原発(ウクライナ)の現地取材を通じて、福島と原発の観光地化を考えた。【石戸諭】

 ◇福島でも「海上から」計画

 福島原発の観光地化を唱える東浩紀さんが監修したツアーに申し込み、昨年11月下旬、チェルノブイリに向かった。参加者は学生ら約30人。福島県在住者もいた。キエフから車で約2時間。原発30キロ圏内の立ち入り禁止区域、通称「ゾーン」を見学する。原発自体は00年に運転を停止したが、廃炉作業は終わっていない。ゾーンの入り口で、ガイガーカウンターを1人ずつ受け取る。入り口付近の放射線量は0・1マイクロシーベルト毎時前後だ。
エブヘン・ゴンチャレンコさん
エブヘン・ゴンチャレンコさん
 ガイドを務めてくれたウクライナ立ち入り禁止区域庁のエブヘン・ゴンチャレンコさん(40)はこう話す。「(ゾーン内の)土地は元々、農業に向かず、畜産が主産業。若者が村を出たチェルノブイリに、原発は新たな産業として命を吹き込んだが、その原発が土地の命を奪った」。原発ができる理由は、どこも同じようだ。
 「ここは線量が高いですよ」。10キロ圏内に入り、ゴンチャレンコさんが線量計を見るよう促す。多くの観光客が訪れるコパチ村幼稚園の周辺だ。線量は7、10と段々上がり、方々のガイガーカウンターからピーと警告音が鳴る。幼稚園には、ぼろぼろになった教材や人形が放置されている。椅子やベッドも当時のままだ。
 約5万人の原発労働者と家族が住んでいたプリピャチ市内は、ほぼ事故当時のままの姿で残る。事故から5日後の1986年5月1日に開園予定だった遊園地の観覧車は、1人の客も乗せることなく、さびついた姿をさらしていた。
イワン・イワヌミッチさん
イワン・イワヌミッチさん
 翌日、「サマショール」(ロシア語で「自ら住む者」の意)と呼ばれる人たちをゾーン内に訪ねた。避難先から自主的に戻った住民だ。イワン・イワヌミッチさん(76)は鶏や豚を育てていた。避難生活で体調を崩し、帰還を決意した。精神的に楽になり、体調は回復したという。「ずっと暮らしていた土地から引きはがされるのはつらいこと」と話し、福島県からの参加者に「いつか問題が解決し、帰れる日がくる」と声をかけていた。

 その後、原発内に入った。そこで初めて防護用に白い帽子、白衣を着用する。見学が許可されたのは2号機の制御室。機器やモニターがずらりと並ぶが、さすがに旧式だ。使わないボタンには白いテープが張られていたり、×マークが付いていたりする。職員の許可のもとボタンも触ることができた。
2号機の制御室を見学する参加者ら
2号機の制御室を見学する参加者ら
 ツアーの終着点は、ワレリー・ホデムチュクさんの墓碑だ。ホデムチュクさんは、4号機での作業中、事故に遭った作業員だ。両手を上げた人の姿をかたどった彫刻の前には、赤、白、青と色とりどりの花が飾られていた。壁を隔てた先に4号機がある。遺体はまだ見つかっていない。線量は上がり、12マイクロシーベルト毎時。警告音が鳴り響く。
4号機から壁を隔てたところにあるホデムチュクさんの墓碑
4号機から壁を隔てたところにあるホデムチュクさんの墓碑
 観光客にここまで見せる理由は何か。ゴンチャレンコさんは淡々と答えてくれた。「ウクライナでも原発事故は過去の話。忘却は事故後、2年を過ぎた頃から始まったと思う。今は事故が起きた1986年という数字しか知らない。観光が解禁されてもウクライナからのツアー客は少ないよ」。続けて「今のチェルノブイリは話題にもならない。自分の仕事は、情報を与えて知ってもらうこと」と話す。
    ◇
 東日本大震災も、話題になることは確かに減ったと感じる。福島はどうなっているのだろう。昨年12月、福島県いわき市を訪ねた。
 観光を通じて福島の現状を伝えようという動きが始まっていた。事故後の海洋汚染を自主調査するプロジェクト「いわき海洋調べ隊 うみラボ」を創設した小松理虔(りけん)さん(34)たちは、今春をめどに海上ツアーを計画。昨年11月、いわき市の漁港から船に乗り、海から何が見えるのかを検証した。海を北上すると東電広野火力発電所、福島第2原発、そして第1原発が順番に見えてくる。小松さんはこう感じた。「いわきに来てもらった人たちに、海を生活の糧にしている僕らの暮らしや、海から見た日本のエネルギー政策の歴史を伝えられるのでは」
 住民の反応はどうなのだろう。小松さんは「現場に来てほしくないという人も少なくない。でも案内したい人がいて、現場を見たいという人がいれば『観光』は成立する。この流れは止めることはできない」と話す。大事なのは現地発であることと、画一化されない形だ。「観光の形を作るのも計画を作るのも、いわきに住み生活をする自分たち。現場発の動きを提案したい」という。
 ゴンチャレンコさんは、数字としてしか語られないチェルノブイリのことを「冷たい知識」と呼んでいた。東日本大震災、原発事故から間もなく3年。震災や事故が「冷たい知識」にならないために何が必要なのか。ダークツーリズムに大きな可能性を感じる。

 ■ことば

 ◇ダークツーリズム

 追手門学院大の井出明准教授(観光学)によると「戦争や災害の跡といった人類の負の遺産を巡り、死者に追悼の意をささげ、現地の悲しみを共有する新しい観光のスタイル」だ。原爆の惨禍を語り継ぐ広島、公害の現状を知ることができる熊本県水俣市、阪神大震災後の神戸市などが国内のスポットという。
 この言葉が“流行語”になったのは、東浩紀氏が提唱し、ジャーナリストらが昨秋、書籍にまとめた「福島第一原発観光地化計画」がきっかけだ。著者らが着目したのが、2011年に観光ツアーが解禁されたチェルノブイリ原発だった。現地取材を加味した「チェルノブイリダークツーリズムガイド」はベストセラーとなった。
福島第一原発観光地化を提唱する東浩紀氏=2013年12月14日午後6時13分、石戸諭撮影
福島第一原発観光地化を提唱する東浩紀氏=2013年12月14日午後6時13分、石戸諭撮影

 ◇現地に行って発信を−−東浩紀氏

 「福島第一原発観光地化計画」を提唱し、今回のチェルノブイリツアーを監修した東浩紀氏に今後の展望などを聞いた。【石戸諭】
 −−監修したツアーを終えて何を考えたか。
 参加動機も年代も背景もバラバラな人たちが集まり、原発事故が起きたチェルノブイリを回る経験を共有した。ツアーで語り合う中で、同じ経験でも、見て感じたこと、考えていることが違うことに気づいたと思います。つまり、自分たちの社会の多様性に気づいたということです。これまでのダークツーリズムは、各スポットを回る個人の旅行客を前提にしていたところがありました。今回のように、団体ツアーで行くことによって得られる効果があるというのが新しい発見だったと思います。
 −−ツアーの採算は。
 通訳の人件費も含めて最低限の経費はまかなえました。今、問われているのは福島であれ、チェルノブイリであれ、持続的に関心を持ち続ける仕組みをどう作るかです。その中では、当然採算性も考えないといけない。最低限の採算が取れたことで、2回目のチェルノブイリツアー計画も動き出すことができました。
 −−福島第1原発の内部も取材されています。今後の福島とダークツーリズムの可能性は。
 福島の津波や原発事故の被災地を巡るツアーは絶対にできます。私たちの書籍でも取り上げましたが、既に現地で自主的に動いている人もいますし、彼らの活動を制度化すればいいのです。

 問題は原発。僕は、原発は一般市民は入れないと思っていました。例えば、厳重な防護服がいるのではないか、と。しかし、これはイメージであり、実際には何の根拠もない話です。観光地化計画のメンバーと一緒に原発の敷地内に入りましたが、普段着にマスク、足カバーでバスに乗って回ることができました。おそらく1時間半〜2時間くらい敷地内にいましたが、バスに乗っていた間の累積の被ばく量は20〜30マイクロシーベルト。このくらいなら、今でも物理的には敷地内をバスで巡ることは可能です。あとは東京電力、政府、地元自治体の考え方次第であって、一般市民がバスで回ることは既にできると思います。
 やはり、実際に現地に行くことでしか分からないことがあります。原発内には作業員がいて、その人たちの日常がある。平服で働いている場所もあります。イメージにとらわれることがないよう、実際の現地の様子が見られるようにした方がいいと僕は思っています。今回のツアーでも、参加者がツイッターでチェルノブイリの様子を発信してくれました。同じように、福島でも現地に行って何を感じたかを発信していく環境を作っていくことが、大事なのではないでしょうか。
ダークツーリズムを研究する追手門学院大の井出明准教授=2013年12月13日午後4時50分、石戸諭撮影
ダークツーリズムを研究する追手門学院大の井出明准教授=2013年12月13日午後4時50分、石戸諭撮影

 ◇帰る時に何か受け取って−−井出明・追手門学院大准教授

 追手門学院大・井出明准教授(観光学)にダークツーリズムが提唱された経緯と課題について聞いた。【石戸諭】
 ダークツーリズムは戦争や災害の跡といった人類の負の遺産を巡り、死者に追悼の意をささげ、現地の悲しみを共有する新しい観光のスタイルです。90年代後半に提唱されました。議論の発祥地の欧州では、既に旅行会社もツアー名に取り込むなどマーケティングとしても一般化しています。代表的なスポットとして、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所が挙げられます。今後、福島に限らず、東日本大震災の被災地に世界各国から「ダークツーリスト」を名乗って旅行客が訪れることになるでしょう。
 その際、重要なのは地元住民、NPO、大学などが主体となり、現地発で進める「着地型観光」を展開することです。外部からの提案だけでは限界があります。地域を巻き込み、旅行客に何を見てほしいのか、誰の話を聞いてほしいのか、旅のコンセプトから考え、企画を組み立てていくことが大事です。当事者による語りだけでなく、起きたことを相対的に説明できるガイドの育成にも現地発で取り組むべきでしょう。
 「観光」という言葉にレジャーを想起する人も多いと思いますが、広島と福島、あるいはチェルノブイリを巡ることで、戦争や事故の記憶、被ばく者、被災者の気持ちを受け止め、科学と社会の負の側面に思いをはせることができます。入り口は興味本位の人もいるかもしれませんが、帰る時には何かを受け取っていく旅を作ることが大事なのです。

記事:13年の国際観光は好調 UNWTO 14年も4%以上の成長予測

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=60441

13年の国際観光は好調 UNWTO 14年も4%以上の成長予測

  • 2014年2月6日(木)
 国連世界観光機関(UNWTO)はこのほど、2013年の国際観光の動向をまとめた。13年の国際観光客到着数は前年比5%増の10億8700万人を記録した。実数では5200万人の増加となり、UNWTOのでは「予想をはるかに凌ぐ結果」としている。14年も4-4.5%の成長率を見込む。
 日本でも訪日外客が初めて1千万人を超えたことで話題になったが、2013年は世界的に国際観光が盛んな年だった。目的地別の需要は、前年比6%増のアジア太平洋地域とアフリカ、同5%増のヨーロッパが伸びた。その中でも同10%増の東南アジア、同7%増の中央・東ヨーロッパが目立っている。
 アジア太平洋地域は1400万人増加し、2億4800万人に達した。アフリカは北アフリカやサハラ以南の成長で新記録となる5600万人に。ヨーロッパは2900万人増の5億6300万人に伸ばした。これは05-12年における地域の平均伸び率の2倍の成長を示した。
 一方、送客側・アウトバンド市場では中国とロシアが成長をけん引。12年の観光輸出額が1020億米ドルと世界最大のアウトバウンド市場に成長した中国は、13年も第三-四半期までの支出で28%増加。ロシアも9月末で26%成長している。新興国では24%増のトルコを筆頭に、カタールとフィリピンが18%増、クエートとインドネシア、ウクライナの15%増が著しい。先進国ではフランスの6%増のほかアメリカ合衆国、イギリス、カナダ、オーストラリアはすべて3%増と緩やかな成長だった。
 UNWTOのタレブ・リファイ事務局長は「2013年は国際観光にとって素晴らしい年であった」と総括。14年の国際観光の伸びを4%から4.5%と予測し、10年から20年の長期予測における3.8%を再び上回るとしている。

記事:ことりっぷ女子旅プロジェクト

http://co-trip.jp/research/2013_1031

もっと女子旅プロジェクト

300人の20~40代”ことりーな”を対象に、
女子旅のイマドキ事情を調査。
旅好き女子ならではの“旅プランニング”
プロセスに迫ります。
※「ことりーな」とは、ことりっぷの愛読者で旅が好きな女性のことを指す造語です。
  1. Q11年間の旅行に行く回数は?

    85%が「年に2回以上」旅行へ。
    「年に4回以上」の人も約4割。
    年4回以上の人が41.4%と4割を超えました。
    さらに年6回以上旅行するという人が16.7%と、ことりーなの4人に1人は2か月に1回旅行していることになります。かなり頻繁に旅行へ出かけていることがわかります。
  2. Q2ハイシーズンを避けて旅行に行くために、有給休暇を取得したことがありますか?

    約7割が旅行のための有給休暇を取得しています。
    夏休みや年末年始などのハイシーズンを避けて旅行に行くために、平日、有給休暇を取得したことがある人が約7割いることがわかりました。
    休日だから旅行に行くのではなく、旅行のために自ら積極的に休日をつくるのが“ことりーな流”。
    ハイシーズンを避ければ観光客も多すぎず、価格も抑えられるから、旅行を満喫できるのですね。
  3. Q3国内旅行を計画する際に参考になる情報源は?

    (1)旅行先を決めるきっかけとなる情報は?
    旅行先を決めるきっかけとなるのは、TVCM・番組。
    旅行先を決めるきっかけとなる情報は、「TVCM・番組」がトップ。続いて「ガイドブック」、「雑誌広告・記事、旅行会社のパンフレット」、「家族や友人のクチコミ」までがきっかけとなる情報源の上位層。
    また、Web上でのクチコミやコラムに対する関心の高さもうかがえます。
    (2)旅行先が決まってから参考にする情報は?
    旅行先が決まってから参考にするのは、
    やっぱりガイドブック。
    旅行先が決まってから参考にする情報は、「ガイドブック」がダントツの1位でした。
    その他、Web上でのクチコミやコラムが上位に続きます。グループインタビューでは、「ガイドブックで知った情報を、webやクチコミなどあらゆる角度から確かめる」という声も。
    (3)旅行中に参考にする情報は?
    旅行中に参考にするのは、
    ガイドブックと現地ならではの情報。
    旅行中に参考にする情報でもガイドブックは堂々の1位でした。そして、次に続くのは「現地の観光案内所」「現地の人のクチコミ」。ことりーなは、現地ならではの情報を集めながら旅を楽しんでいるということがわかりました。
  4. Q4国内旅行を計画する際や国内旅行中に、情報源として参考にする(参考にしたい)クチコミは?

    友人だけでなく、現地ならではの
    クチコミも参考にしています。
    参考にしたいクチコミを聞いてみると、クチコミサイトや知人・友人からの情報だけでなく、現地でしか聞けない情報も積極的に参考にしているようです。
  5. Q5国内旅行中に投稿したことのあるSNSは?

    約半数が旅行中にSNSで情報発信経験あり。
    何らかのSNSに投稿経験のあることりーなは約半数と、多くのことりーなたちが旅行中に情報を発信しているようです。
    特に20代のことりーなは、Facebookで57.1%、
    Twitterで46.9%となり、多くの人がSNSで投稿経験があるようです。
  6. Q6国内旅行の際に、旅行代理店でパッケージツアーを申し込みますか?

    7割以上が、パッケージツアーを購入せず
    自分でプランニングしています。
    Q3では旅行会社のパンフレットを約4割の人が参考にしていましたが、実際にパックツアーを利用しているのは約2割にとどまっています。
    7割以上のことりーなは国内旅行ではパッケージツアーを利用せず、自分で旅行を計画していることが分かりました。
    グループインタビューでは「交通機関の時刻表まで詳細に調べて、段取りを組む」という意見も。
    旅が大好きなことりーならしいエピソードですね。
  7. 調査報告まとめ

    女子旅実態調査 今回のテーマは、「旅プランニング」。
    年4回以上旅行に行く人が約4割以上いるということりーなたちの旅プランは
    パックツアーのように用意されたものではない、自分だけのお手製プラン。
    時にはハイシーズンを避けるため、有給休暇を取得することもあるくらい 旅行にこだわりの強いことりーな。
    ガイドブックやインターネットから、あらゆる情報を集めて もちろん自らも情報を発信しながら
    自分にぴったりの旅行を楽しんでいる姿が明らかになりました。

    特に「現地ならではの情報」にはとっても敏感!
    現地の人からのクチコミこそ、同じ場所でも特別な旅になるエッセンスなのかもしれませんね。
    ■調査概要
    調査期間
    8月16日(金)~9月2日(月)
    調査対象者
    ことりっぷメールマガジン会員
    回収数
    女性300サンプル(20代100名、30代100名、40代100名)

記事:『ことりっぷ』が女子旅調査を開始 ~読者である旅好きな働く女性が対象~

http://www.zaikei.co.jp/releases/133458/

『ことりっぷ』が女子旅調査を開始 ~読者である旅好きな働く女性が対象~

プレスリリース発表元企業:株式会社昭文社
第一弾は電通と共同で「旅のプランニング」を調査

累計900万部発行の大人気ガイドブック『ことりっぷ』が女子旅調査を行ってまいります。『ことりっぷ』の読者である、20~40代の旅に意欲的な働く女性にヒヤリングすることで、女子旅の実態や傾向、ニーズを掘り起こしていきます。第一弾は電通と共同で「旅のプランニング」について調査を行いました。

 

株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役社長:黒田茂夫、東証コード:9475)は、女性向け人気ガイドブックシリーズ『ことりっぷ』の読者である、旅好きな働く女性を対象とした“女子旅”に関する調査を開始、『ことりっぷ』WEBサイト(http://co-trip.jp/)にて結果を発表していくことをお知らせいたします。
第一弾として、株式会社電通(本社:港区、社長:石井直 以下、電通)の地域ブランドプロジェクト「abic」(以下、アビック)と共同で「旅のプランニング」に関するアンケートを実施、結果を本日10月31日に発表いたしました。

『ことりっぷ』は20~30代の働く女性に週末2泊3日の旅を提案した、累計900万部を超える大人気ガイドブックシリーズです。「情報が信頼できる」「表紙がかわいい」と旅好きな女性に圧倒的支持を得ており、今や旅好きな女性の定番アイテムであり、“女子旅”の代名詞的存在にもなっております。

弊社は、この『ことりっぷ』の愛用者である旅に意欲的な20~40代の女性を集め、旅・観光に関するアンケートやヒヤリングを行うことで、女性の旅スタイルや傾向、ニーズを掘り起こすことができると考え、2013年8月にオープンした『ことりっぷ』WEBサイトにて参加の募集及び調査結果を発表していくこととなりました。

第一弾の「旅のプランニング」についての調査では、旅好きな働く女性は、有給休暇を取得しながら年に何度も旅行を楽しみ、またガイドブックやインターネットからあらゆる情報を集め、パッケージツアーには頼らない、自分スタイルの旅行をプランニングしていることがわかりました。

弊社は今後も、『ことりっぷ』の愛用者であるF1・F2層、中でも旅に意欲的な女性に様々なテーマにてヒヤリングを行うことで、女子旅の傾向やニーズを掘り起こし、自治体の誘客や企業の販売促進にもお役立て頂けるよう推進してまいります。この女子旅調査は、「ことりっぷWEB」での弊社独自調査ほか、地域ブランディングを行う電通・アビックとも共同で取り組むことにより、『ことりっぷ』ブランドにて各地域の活性化をサポートしてまいります。

■ガイドブック『ことりっぷ』とは
『ことりっぷ』は、働く女性が週末に行く2泊3日の小さな旅を提案したガイドブックシリーズです。2008年に創刊以来、「表紙がかわいい」「情報が信頼できる」と主に20~40代の旅好きな女性に圧倒的支持を得ており、現在国内版57点、海外版34点、会話帖9点計100ラインナップを展開、累計発行部数は900万部を超えました。

■『ことりっぷ』WEBサイト http://co-trip.jp/ とは
ことりっぷ編集部がセレクトした旅情報を毎日配信する2013年8月にオープンしたウェブサイトです。ガイドブックではお伝えしきれない旬でローカルな旅情報をご提供するほか、今後はモニターツアーや上記アンケートを積極的に行い、旅好きな女性が集まるコミュニティサイトとしていきます。


■女子旅アンケート第1回調査結果について
◆調査概要
【調査方法】ことりっぷ読者(通称:ことりーな)に呼びかけ、WEBアンケートフォームにて回答
      前後して読者12名によるグループインタビューも実施
【調査期間】2013年8月16日(金)~2013年9月2日(月)
【回収数】 女性300人(20代100名、30代100名、40代100名)
【調査結果】http://co-trip.jp/research/2013_1031(『ことりっぷ』WEBサイト内)

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