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歴史建築をユースホステルに、２４日に開業 石●尾にある２級歴史建築物「美荷楼」がユースホステルとして生まれ変わる。１０月１１日付香港各紙によると、１９５４年に建てられた美荷楼は香港でつくられた第一世代の公共住宅で、唯一現存する「Ｈ」型６階建てのビル。公共住宅がユースホステルに改装されるのは香港では初のケースとなる。部屋数１２９室のうち、ツインルームは９３室、ファミリータイプの客室は８室ある。宿泊料はまだ公表されていないが、香港青年旅舎協会（ＨＫＹＨＡ）によると、ほかのユースホステルよりも倍くらい高くなる見込み。２４日から予約を受け付ける。ただし、利用は国際ユースホステル連盟またはＨＫＹＨＡの会員に限られる。会員に同行する非会員３人までは宿泊が可能。海外からの旅行者は非会員でも到着時に会費を払い入会を申請すれば宿泊できるという。一部客室について予約は香港市民が優先されるため、自由行で来港する中国本土の観光客に占有されることはなさそうだ。また、館内には２フロア、４４３４平方フィートにわたる「生活館」を設置している。１９５０～７０年代の住居をそのまま生かし、当時の住民の写真、家具、トイレなど、さまざまな展示品１２００点あまりが陳列されることになっている。生活館は入場無料で、２１日オープン予定。【●＝石へんに夾】
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