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2014/02/28

記事:発着枠不足がボトルネック、数年内にLCC概念消失-牛場氏予測

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=60669

発着枠不足がボトルネック、数年内にLCC概念消失-牛場氏予測

  • 2014年2月27日(木)
航空経営研究所の牛場春夫氏 JATA経営フォーラム2014の分科会A「今後50年の海外旅行における旅行業ビジネスを考える」に、パネリストとして登壇した航空経営研究所の取締役副所長・牛場春夫氏は、各所の予測値などをもとに今後の航空市場の展望を述べた。
 このなかで、牛場氏は日本の航空需要について、国内線は人口減少で微増だが日本発着の国際線は大幅な増加とする国土交通省の需要予測を紹介。過去最高だった2012年の5743万人(日本人/訪日客・発着合計)に対し、2022年には0.9億人、2032年には1.1億人から1.4億人、2050年には1.4億人から1.9億人を想定している。旅客構成(片道のみ)では、2013年の日本人1733万人:訪日客1000万人に対し、2020年は2081万人:2000万人、2030年には2144万人:3000万人と逆転する見込みだ。
 ただし首都圏空港の発着回数は、年間空港容量74.7万回に対し、2013年で64万回に達し、約10万回の猶予しかない。しかし国交省では2022年は69万回から76万回、2032年には76万回から94万回、2050年には87万回から116万回と予想しており、牛場氏は「発着枠の問題が解消しない限り、国が目標とする訪日3000万人も難しくなってくるだろう」と、発着枠が日本の航空需要のボトルネックとなる状況にあることを指摘した。
 また、LCCの展望についても言及。日本発着の国際線LCCの席数シェアは2014年1月時点で6.8%だが、2020年にはアジア路線の約30%、2030年にはアジア路線の約50%、2050年には全路線の50%になるとの予測を披露した。
 その上で、牛場氏は注意すべきこととして「この数年くらいでLCCの概念がなくなると思う」との考えを述べた。その理由として、サウスウェスト(WN)などの運賃水準やメジャーエアポートへの乗入れ、ライアンエア(FR)の法人旅客需要への取組みなどの最近のLCCの動向を提示。「フルサービスキャリアに近くなっており、今後、LCCを分けて考えるのは無意味になるだろう」と語った。
 なお、空港の発着枠不足は日本だけでなく世界的な課題でもあり、航空市場に変化をもたらす。例えば、航空機材では現在、小型・中型化が進んでいるが、今後は少ない発着回数で旅客を運ぶために大型化の傾向が強まっていく見通しだという。その他、パネルディスカッションの内容は、後日掲載する。

2013/12/04

記事:関空、ムスリム対応強化-祈祷室増、ハラールフード提供も

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=58651

関空、ムスリム対応強化-祈祷室増、ハラールフード提供も

  • 2013年8月27日(火)
 新関西国際空港は、関西国際空港でイスラム教徒向けの施設やサービスを拡充する。東南アジアの訪日ビザが緩和されるなどし、イスラム教徒の多い東南アジアからの利用者が増えること見越したもの。
 まず、第1ターミナルビル4階に1ヶ所のみ設置している祈祷室を3ヶ所に増設。いずれも24時間誰でも利用できるようにするほか、室内はすべて男女別室とし、礼拝前に身体を清めるための施設も設ける。
 また、イスラム法に則って処理、調理されたハラールフードを提供するサービスも開始。国際線機内食向けのハラール専用キッチンを持つエイエイエスケータリングの料理を、第1ターミナルビル内の特別待合室とホテル日航関西空港内の関西空港会議場、関空展望ホールSky View内の「団体食事会場」の3ヶ所で提供する。利用は1週間前までの事前予約制で、先着順とする。
 さらに、ハラール認証レストランや、豚やアルコールなどを使用しないメニューを提供するレストランも増加。ホテル日航関西空港では、全客室のクローゼットにメッカの方角を表示し、礼拝に必要な備品の貸し出しサービスも実施。このほか、空港内の従業員にイスラム教徒対応の研修もおこなう。
 なお、これらの施策は2014年3月までを目処として順次取り組んでいく。

記事:成田、訪日ムスリム観光客向けに受入環境整備-ハラールフード提供も

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=59761

成田、訪日ムスリム観光客向けに受入環境整備-ハラールフード提供も

  • 2013年12月3日(火)
 成田国際空港(NAA)は、このほど訪日ムスリム観光客向けの受入環境を整備するとともに、サービスを拡充する。東南アジアからの訪日観光客の受け入れ強化をはかるため、同エリアの観光客のなかでも割合の多いムスリムに対し、ハラールフードの提供や礼拝スペースの拡充などをおこなっていく。
 ハラールフード対応については、有料待合室の利用者に対し、国際線機内食向けのハラール専用キッチンがあるコスモ企業、ティエフケーの工場で調製されたハラールミールのケータリングサービスを開始。第1ターミナルの有料待合室11室ではコスモ企業調製のミールを東京エアポートレストランがケータリングし、第2ターミナルの有料待合室12室ではティエフケーがケータリングを提供する。ケータリング利用者は5日前までに事前予約する必要がある。12月1日から予約を受け付けし、12月6日から提供をはじめる予定だ。
 また、2014年夏までに、旅客ターミナルビル内にハラール専用キッチンで調理した料理を提供する「ハラール認証レストラン」を導入するという。
 礼拝スペースについては12月1日から、現在両ターミナルの出国審査前にある、祈りや瞑想などのための施設「Silence Room(サイレンスルーム)」について、利用者にわかりやすいよう名称を「Prayer Room(礼拝室)」に変更。2014年1月には身体を清めるための水場施設も設置する。
 さらに、14年夏までに、出国審査後のエリアに礼拝設備を新設。第1ターミナルでは中央ビル2階の28番バスゲート付近、第2ターミナルでは本館1階70番バスゲート付近に設置する予定。第2ターミナルの新設地については本格的整備をおこなうための暫定施設との位置づけで、水場の整備はおこなわない。
 このほか、NAAは空港スタッフに対し、ムスリムに対する知見と理解を深め、きめ細かいサービスを提供するため、ムスリムが重視する戒律や生活習慣などに関する研修を実施。12月19日に150名程度におこなう予定だ。

2013/05/22

記事:中部空港の地元利用少ない? 便数影響、余計に交通費も

http://digital.asahi.com/articles/NGY201305140013.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_NGY201305140013


中部空港の地元利用少ない? 便数影響、余計に交通費も

 中部圏全体で見ると中部空港愛知県常滑市)の利用率はそれほど高くない――? 中部財界でつくる財団法人「中部圏社会経済研究所」が14日に発表した中部空港利用の国際航空旅客についての調査で、そんな結果が出た。
 調査では国土交通省の統計を基に、地域別の利用空港を分析。関東圏では成田空港利用者が9割超、関西圏では関西空港利用者が同じく9割超となったのに対し、中部9県(愛知、岐阜、三重、静岡、富山、石川、福井、長野、滋賀)在住者で、中部空港を利用した人は観光で65・5%、ビジネスでは59・4%にとどまった。
 東海3県以外では利用者が極端に減ることや、成田や関西に比べて便数が少ないことが理由とみられる。研究所は、中部9県在住者が遠方の空港に行くことで、中部空港を利用した場合に比べて交通費などで年間約76億円が余分にかかっていると試算している。
 また、訪日経験がある中国人630人にアンケートしたところ、中部9県で行ってみたいと答えた人が多かった人気観光地は、白川郷・五箇山世界遺産(56%)、立山黒部アルペンルート(53・2%)、名古屋城(52・5%)、富士山(46・3%)、和倉温泉(44・9%)の順となった。